<< <第127回> 陶器神社 | top | <第129回> 母の着物 >>

<第128回> 紅梅色(こうばいいろ)

「早春のまだ雪が舞う頃に凛と咲く梅の花の、紅色である」
(吉岡幸雄著『日本の色辞典』より)

写真の梅の花ように、はっきりとした主張のあるピンク。まさに春を思わせる色です。

紅梅は平安の昔から初春を表す衣の色。『枕草子』でも「すさまじきもの」(第二十三段)の中で「三、四月の紅梅の衣」があげられています。一足早く季節を身に纏い、来る季節への思いを表現するのが日本古来の衣服に関する考え方です。旧暦の3月といえば今の4月にあたります。清少納言的には、桜の季節に紅梅色なんて興ざめだわ…ということなのでしょう。
現存する日本最古のエッセイ集『枕草子』。清少納言ってちょっと毒舌なところがあっておもしろいですよね。
colorsmotoko | 色の名前 | 17:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
Comment









Trackback
URL:

09
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
OTHERS
LATEST ENTRY
CATEGORY
ARCHIVE
LINKS
PROFILE
SEARCH