2011.10.11 Tuesday
<第453回> 離宮十三夜 月見の宴
秋晴れに恵まれた三連休、昨日は自分で着物を着る、着付けのお稽古でした。
知らず知らずについてしまったクセを修正して、キレイな着姿を目指すお稽古です。
昨日の着物はクリーム色の紬。さらっとした手触りなので、暑くもなく寒くもなく…という、今の時期に袖を通したくなる一枚です。
譲っていただいた着物で、私には身幅が広めなので、裾合わせのコツや背中心の合わせ方をチェックします。
お稽古の帰りには、須磨離宮公園での“月見の宴”に足を伸ばしました。
須磨離宮公園の最寄り駅は“月見山”。いにしえから、お月見が楽しまれていたようですね。
イベントに合わせて、神戸女子大の茶道部の方による野点が行われました。
中門公園の野点会場には秋草の庭があり、秋の七草の寄せ植えや生け花が飾られています。
お庭の草花を鑑賞しながらしばらく待っていると、栗をかたどった和菓子と、萩焼の器にふわふわに泡立てられた抹茶が運ばれてきました。
秋の風情、優しい彩りを感じ、美味しくいただきました。