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<第437回> たけとみ民芸館

先週は仕事をお休みして、石垣島・黒島・竹富島に行ってきました。

「南の島でバカンスを♪」という友人に、私も便乗したのですが、この旅での、

私の目的は「ミンサー織りに代表される、竹富島の織物が見たい!」というもの。

旅の3日目に、石垣島からフェリーで竹富島上陸。

まずは港近くの竹富ゆがふ館に立ち寄り、竹富島の歴史・文化、

そして織物について説明を受けました。

「いつ(五)のよ(四)までもなかむつまじく」という八重山ミンサーの模様は、

竹富島で昔から織られていたもので、いわば竹富島オリジナル。

ミンサーにはそれぞれの島ごとに伝統的な模様があるそうです。

その後、島在住の方が集落を案内してくださったのですが、私たちの案内人さんはご自身でも機織りをされ、たけとみ民芸館の織り手さんもよくご存知とのこと。

芭蕉から繊維を採る方法を説明していただきながら、手間と時間がたっぷりかかる作業に、織り手不足・後継者問題にまで話が及びます。

(画像は芭蕉の木です)


そして喜宝院蒐集館で染織りに関する解説、伝統的な天然染めに使われている素材についての資料を拝見した後、たけとみ民芸館へと向かいました。

館内にはミンサー織り、芭蕉布や麻織物の展示があり、奥には20台ほど機織りもあります。

販売品も少し置いていますが、ミンサー柄のテーブルセンターやブックカバーなどの小物などばかりで、帯や反物はありません。

織り手の方にお話を伺うと、竹富島では伝統的に、糸作りから染色・デザイン・機織りまでの、全行程を一人で行うので、一本の帯や反物を作るのは1年ほどかかるため、問屋さんからの注文に製作が追いつかず、常に品薄の状態だそうです。

貴重な織物を見せていただき、素材や色についても質問すると、一つ一つに丁寧に答えていただきました。

福木(フクギ)で染めた鮮やかな黄色、山紅露(クール)のグレイがかった赤茶、そして藍染めの紺。昔ながらの天然染めによる絣模様は、縦糸と横糸との混色で、微妙な表情が作られています。

「伝統を絶やしてはいけないから、後継者育成にも力を入れているんだけど、

今の人は割に合わないと思うみたいね。本当に好きじゃないとできない仕事なのよね」

というお言葉に、深く考えさせられた一日でした。



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